続きです。

9/21の昼食から参加したので、この日初めての瞑想タイムです。

今日は特別に、日本人で出家した僧侶の方の話しでした。

久松さんという方で、僧侶になって10か月だそうです。
初めての説法なので、原稿を書いたノートを読んでいました。

久松さんのお歳だと「ロンパー(老師)」というそうです。
(ロンピー=若い僧侶)




最初は、もう少し語るような感じだといいのになぁ・・・と思いましたが、
(その後、リラックスした感じで話していましたから)

聞いているうちに、面白くて話に引き込まれてしまいました。
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妻も熱心なタマガーイの仏教徒(タイ人)なので、私もお寺に行くようになりました。

信者は食べ物のお布施をし、僧侶は法話をするということで、信者と僧侶の関係がつながっている。

タイでは、布施はお金もそうだけれど、掃除や自分でできることも含まれる。

僧侶になって大変なこと

1)パンツを履いていない、なので、高いところに登れない

2)立ちションはしない、用を足すときは布をまくらないといけない

3)シャワーの時は、洗濯もするけれど、上半身裸なので、蚊に襲われるが、殺せないので大変。

4)寝るときは、床にゴザ。テントで寝る時は、蚊も入ってくる。でも、日本では布団に寝ている。

5)立って食べたり飲んだりはできない

6)4:30起床、5:30お経、6:30掃除、掃除は素手です。トイレも素手で。雑巾を使って。
7:30朝食、9時から瞑想、でも、みんな眠ってしまう(笑)

11:30-12時昼食。30分しかないので、話もしないで静かに食べる。物を落とすと、(タイのお寺の)コンクリートの上でスゴイ音がして、顰蹙を買う。
食器を紙で拭いて、指導僧侶のところへ並ぶ。それはもう園児のようだ。

7)五戒とは

8)タイでは僧侶は特別な存在。空港でも、特別な出入り口がある。



パンツを履いてないのは、知らなかったな〜。

僧侶の生活もわかって、興味深かったです。

国家と上座仏教ータイの政教関係 (現代宗教文化研究叢書)




その後、今日は外で瞑想することになりました。

いつの間にか、建物の庭に、板が置かれていて瞑想ができるようになっていました。
すごいアイディア!
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各自、座椅子や椅子、座布団を持って行って瞑想しました。椅子の人が多かったかな。
この日は涼しくて瞑想日よりでした。
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タイ上座仏教と社会的包摂 -ソーシャル・キャピタルとしての宗教-





その後、また瞑想室に戻って、ここタイ瞑想の湯の責任者でもあるスネット僧師のお話。

お布施=良い気持ちを人に与えること

良くないことを考えると、清らかなエネルギーが出ない。

功徳で得られること=清らかなエネルギー


今まで何度か瞑想会には参加していますが、必ずお布施の話しはあります。
お金を稼ぐことができないお坊さんには、重要なこと。


この午後の瞑想後だったか前だったか忘れましたが、久松さんがコーヒールームにいるときに、ちょっとお話をしたのですが、

宇都宮の大谷町に、このタマガーイの栃木寺院があるのですが、未だに町内会に入れないと嘆いていました。

町内会に入らないと、何が起こっているかもわからないし(多分、回覧板とか回ってこないかも)、我々でできることがあれば協力したいのに・・・
とのこと。

田舎はまだまだ閉鎖的な部分があるからなぁ。。

どうしたら認められるのか。
町内会の清掃活動とか積極的に顔を出してみてはどうかな?
それも、回覧板が回ってこないとわからないかもしれないけれど、大家さんに聞いてみるとかどうでしょう?