第345回横浜定期演奏会<春季>
2019年03月02日(土曜日)18時00分 横浜みなとみらいホール

輝け!アジアの星☆第11弾 〜高く、もっと高く〜
指揮:ダレル・アン
ヴァイオリン:周防亮介

【1回券】
S¥8,000 A¥6,500 B¥6,000 C¥5,000 P¥4,000 Ys(25歳以下)¥1,500


1)マイアベーア:歌劇《預言者》より「戴冠式行進曲」


今まで聴いたコンサートの出だしの曲って、ほとんどが歌劇「エフゲニー・オネーギン」のポロネーズで、3回中2回がそうだった。
このポロネーズを聴くと、ドラクエの曲の冒頭を思い出すよね。


なので、この日の「戴冠式行進曲」は初めて聴いたので新鮮でした。
金管激ムズなんだって。行進曲だしね。



私は、コンサートで、必ずしもこういう華やかな曲で始まらなくてもいいと思うんですよね〜。
たとえば、静かな曲で始まるのもアリなのではないかと。
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2)ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 op.21
リサイタル以外はめったに行かない(というか行けない)のですが、ラロのスペイン交響曲とあっては、聴かないわけにはいきません。
演奏されることも少ないし。
この曲に決まったとき、周防さんの技術と妖艶というか不思議な魅力を発揮できる曲だ!と嬉しかったですね〜。

どうしてこの曲を知ったかは忘れてしまったけれど、たしかマキシムの動画を見ている時に関連動画で出ていて、かっこいい曲!と思ったんですよね。


周防さん、本日は、白いシャツに黒のリボンタイですが、
その上に、ベストの長いののような、あるいは背広の袖なしのような、衿細めのロング(お尻の下ぐらいまで)ベストを着ていました。

ロングベストの色は黒ですが、シャツが白なので春先らしい印象。
でも、私はいつもの、シフォン素材の長いベストにシフォンのブラウスが好きだな〜。



靴は、誰かがブログで書いていたけれど、いつもの底が赤い靴で、メーカーは「クリスチャンルブタン」と判明!
公式サイトだと11万くらい。11万!!!ステージ用に良い物でお気に入りの物を使っているんですね〜。

周防さんは、身に付ける物のどこかに赤を使うのがポリシーなんですよね。
これの、エナメルタイプに近いデザインだと思います。

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周防さんはいつもどおり、たおやかに入場。

オケが、ダンダンダーンダダダダーン、と始まります。
周防さんのヴァイオリンも、突き抜けた高音を奏でます。
ここかっこいいよね!

あれ?でも、音小さくない?どうして?ホールのせい?、と感じました。
センター席じゃないし、そんな風に感じるの、私だけかなぁ?と思ったら、他の人もそう思ったみたい。
引用:みつばち先生の鑑賞ノート

出だしのソロの音程が微妙に外れた。
ここでも最初の印象に最後まで引き摺られ、注意深く音程チェックしながら聴くことになってしまった。そして、全体として音程に甘い、という結論に達した。

ま、音程の少々の甘さはさほど問題にはならない。
生演奏だし、どんな名人・上手にも稀にはあることだ。そういうことを気にせず弾きまくる大ベテランを聴いたことがある・・・でも、そう言えるのは熟成して良い味が出るようになってからだろう。


私の耳も間違いじゃなかったみたい。冒頭の音は外れてはいないにしても、少し弱めだったかな〜、キメどころなんだけどな。緊張していたのかもしれないね。

また、
コンクールではないから、きっちり弾かなくてもいいのかもしれないけれど、アグレッシブな分音程が甘くなったところはあったかな?と、素人の私でも思った。

ラロ:スペイン交響曲、サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 他




11月のリサイタルでも思ったのだけれど、
エモーショナルな演奏になった反面、やや粗削りになったかなぁ。

そんな印象の第一楽章であり、音が小さい分「もっと荒ぶってもええんよ〜」と思いましたが、周防さんの性格上、荒ぶれなかったのかしらん?

後日、茨城のアカデミーの常連さんと話した時に、
「荒ぶるのは周防君のキャラじゃないんだよ、だから周防君はいつも第2楽章からがいい!」
とのことでした(笑)

たしかに、2楽章からノッてきた〜♪という感じで、透き通ったいい音も出ていたし、音量もそれなりになったような気がします。

やっぱり周防さんには、明るめな音楽が似合うのかな〜?
でも、後半荒ぶるところもちゃんと荒ぶっていたし、かっこ良かった〜!
フラメンコギターのような感じもちゃんと出てたよ!

周防さんを初めて聴く人なら、超絶技巧に驚くと思うな〜。

Souvenir 〜周防亮介デビュー!




演奏後は、指揮者の方へ行きハグ!
そして、鳴り止まない拍手に何回も出てきてお辞儀、からのアンコールへ!
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ソリストアンコール)タレガ:アルハンブラの思い出


ギターの曲としての方が有名かもしれませんね。
2017年の周防さんのリサイタルのアンコールで聴いて以来、2回目です。

スペイン交響曲5楽章弾いていからの、このアンコール。スタミナあるなぁ!
これも、持てる技量を示すのに良い曲でしょう。
美しい音色をしみじみと聴かせてもらいました。

アンコール、周防さんの雰囲気にはバッハが似合う、と私は勝手に思っています。



Twitterやネットにも、いつもよりも感想多め!
やはりオケの定期演奏会はお客さんの動員数が多いのかな〜?
定演に出るのは、名前が売れるチャンスなのかもしれませんね。









引用:クラシカル・ウォッチ

続いて登場したのが、異色と言って良いほどの若手ヴァイオリン奏者の周防。その風貌からは想像できないような野太いG線に圧倒されました。

そもそもラロのスペイン交響曲は、譜面を見ても「重音」(同時に複数の音を鳴らす書法)は殆ど出現せず、専ら単音で勝負する協奏曲の様に聴こえます。
従ってソリストは音色とメロディーの歌わせ方が勝負じゃないでしょうか。

その意味でも、周防が紡ぐ1678年製ニコロ・アマティーは、正に魔性の楽器。私は「彼」を初めて聴きましたが、そのテクニックの見事さはもちろん、ヴァイオリンという楽器そのものが秘めている怪しい魅力(特にG線)を引き出す才能に感服しました。ヴァイオリンそのもの、と言っても良いでしょうか。


そうなんですよ〜、周防さんは見た目とは違って、野太い音も出せますよ!



ふと周防さんのプロフィールを見たら、
「東京音楽大学アーティスト・ディプロマコースを修了し」とありました。
以前のプロフィールでは「東京音楽大学3年に特別特待奨学生として在学中」と書いてあったので、大学を卒業して1年くらいはディプロマコースだったのかなぁ?(留学と並行して)

東京音大にそんなコースがあるなんて知りませんでした。
大学のページを見てもでてこないから、控えめに募集しているのかな。
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今回は2列目だけれどA席で、センターブロックではないので、やっぱりソリストが遠い印象。
ライブは見るのも大事!と思っているので、
前の方でも端よりは、やはりセンターブロックで双眼鏡を時々使って…の方がいいかも、と改めて思ったのでした。
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