【留学について】

周防さんは、2017.10月からスイスのメニューイン国際音楽アカデミーで、
Maxim Vengerovに師事しています。

江副記念財団のページに「奨学生活動レポート」があります。写真入り。

引用:周防 亮介 Ryosuke Suho / 2017年12月


これまでにも何度か留学の機会もありましたが、なかなか決心がつかず迷っていたところに、マキシム・ヴェンゲーロフ氏からお声をかけて頂いたことがきっかけで、メニューインアカデミーへの留学を決めました。

今まで決心がつかなかったからこそ、ヴェンゲーロフ先生から声をかけてもらえるという機会が巡ってきたんですよ、きっと!


演奏会に向けての練習は半端な時間ではなく、特にヴェンゲーロフ先生が指導される時は一音も妥協を許さず納得のいく音や演奏ができるまで練習は終わらないので最初はとても疲れましたが、人前で演奏する限りは最善を尽くして準備するという先生のスタイルを真横で見聴きし、改めて先生の凄さを感じています。

スイスではホストファミリーにお世話になっていますが、とても親切で環境を整えて頂き、可愛らしいネコ達に癒してもらっています。


猫は癒しですよね〜。
ヴェンゲーロフ氏の演奏、とても好きなので、周防さんもたくさん学んで羽ばたいてくれるといいなぁ〜。

さっそく、International Menuhin Music Academy - IMMAのFBページに、
周防さんの様子がupされていました。
頑張ってます International violinist Ryosuke!


2月の公開レッスンにも、周防亮介さん登場!



周防さんも記事に書いていますが、16人しかいない少数精鋭の学校のようですね。
そのうち、写真で見る限りはアジア系の学生が5人もいるのですね。


新しい学生の紹介もされています。周防さんも!
周防さんは、TwitterではなくFB個人ページなのか、周防さんのFBには詳しい情報はありません。
最近の若い演奏家はアーティストページをもっているので、周防さんのもできたらいいのにな〜。


周防さんの他にも、もう一人日本人学生がいるようなので、
少し心強いですね。
アカデミーのStudentsページにも、周防さんが新しく入りました。
参考:International Menuhin Music Academy


留学はホームステイとのことですが、この写真、奨学生レポートにある、
周防さんのホームステイ先のお部屋写真と同じ?

もしかして、先生の家なのかなぁ?

こちらは、夏季セミナーらしき周防さん




メニューインアカデミーとは、どんな学校なのでしょう?



普段は専任の指導者の個人レッスンと室内楽と弦楽合奏の授業の他はヨガだけがあり、他はひたすら自分で腕を磨く日々です。
全員がホームスティで生活して生活費も授業料もゼロです。

レッスンと授業は英語なので英会話が出来ないとオーディションは受けられません。
ヴェンゲーロフは不定期ですが年に数度指導に訪れて、みっちり個人レッスンと弦楽合奏指導を行い、合奏団との外部公演も結構な数があります。
楽器以外の授業は一切ないので最低限音楽高校レベルの音楽一般の勉強を終えてから行くスクールです。


授業料無料なの!?
参考:Academy fee / Scholarship
寄付やコンサートの収益でまかなわれているようです。だからコンサート多いのかな?
また、在学中や卒業後も何らかの貢献をするような規定があるようです。
それにしても無料はすごい。




2)授業は個人レッスン、室内楽と弦楽合奏(Menuhin Academy Soloists)の授業のみ。
 自国の音高・音大で他の音楽知識を習得しておく必要があります。
3)定員は弦楽四重奏4団体分(8Vn, 4Va, 4Vc)
4)指導者はヴェンゲーロフと専任教師。
5)言葉は英語。
6)Menuhin Academy Soloistsのツアーが不定期で毎年実施され、日本にも一度来ています。
7)生徒の宿舎はなく、全員がボランティア個人宅のホームスティで生活します。


学校は英語の授業だけれど、学校はドイツ語圏にありますね。

★消えてるfbの記事は、flagshipjapanの記事だったのですが、
flagshipjapan自体が、HPもなくなっちゃったし、
どうにかなっちゃったようです(一部では詐欺の記事が…)


【リサイタルレポート】
江副記念財団のページ「奨学生応援レポート」に、リサイタルのレポートがあります。

参考:奨学生応援レポート
引用:B→C バッハからコンテンポラリーへ 周防亮介(ヴァイオリン)

練習過程の中では壁にぶつかりそうな時もありましたが、自分で考えいろいろなことを勉強し、練習
を重ねて乗り越えられた今はとても充実感があります。

大阪と東京のどちらの公演もお客様が凄い集中力で聴いてくださり、無伴奏の世界に自分自身も入り込みやすく、とても集中していましたし、今出せる精一杯の演奏ができたのではと思っています。

演奏もすごかったですから、集中しましたとも。


無伴奏の一番好きなところは自分をさらけ出すことができるところです。
今回ももちろん作品の形式や作風を尊重した上で、どの作品も自由に歌い語るということをひとつのテーマにしました。

そしてお客様にも奏者の息づかいや弓が弦に触れる時のちょっとした音なども感じてるいただけるところもひとつの魅力だと思います。


小さいホールで、本当に奏者の集中力や息づかいを感じました。感動。


自分の強みは「音」と「色」だと思っています。曲のスタイルなどは尊重しつつも自分にしかできない表現や音にこだわりながら、多くの素晴らしい作品を伝えていける演奏家になりたいと思います。


suho1
suho2
suho3

本当に素晴らしいリサイタルでした。
今後の活躍が楽しみです♪