メルマガより

『15分は長いか短いか』


カミさんとファーストフード店でハンバーガーとポテトとドリンクをオーダーしました。
カミさんがもう一品追加してパイをオーダーしようとしました。

すると真面目そうなアルバイトくんにこう言われました。
「○○パイは15分ほどお待ちいただくことになりますが良いですか?」

カミさんは即答しました。
「じゃあ、いいです。(要らないです。)」


それから席に着きパクパクとハンバーガーを食べ、むしゃむしゃとポテトをかじり、
ゴクゴクとドリンクを飲んで、あれこれと話していました。


・・・その間、約20分。

ということはさっきのパイを頼んでいても十分に食べる時間があったことになります。


カミさんはパイを食べ損ね、お店は売上げを儲け損ねたわけです。

ファーストフード店で「15分」っていう単位は長いです。
そのお店はナショナルチェーンなのでお客さんの平均滞在時間は分かるはず。

だからアルバイトくんはウチのカミさんにその平均滞在時間より若干短めに時間を言うと良かったですね。


もし、店員さんが次のように言ったらどうだったでしょう。
「今、パイをお作りするのに○○分位お時間がかかりますが、
ハンバーガーをお召し上がりの間にお席にお持ちしてもよろしいですか?」


多分、カミさんは
「はい、いいですよ。」
と言ったはずです。

これはある地方都市の1店舗でのたった1人のお客への対応ですから、わずか数百円の売上げの儲け損ねです。